株式会社SHIFTは、運用中システムのソースコードをAIで解析して仕様ドキュメントを継続的に更新し、AIを活用したシステムの自動運用(AIOps)によって保守運用を自動化・標準化する新ソリューション「SHIFT DQS for メンテナンスサポート」の提供を、2026年6月2日より開始したと発表した。
同サービスは、属人化していた既存システムの運用保守業務において、仕様の可視化から一次対応・予兆検知までをAIが担うことで、生産性向上とITコストの抜本的な構造変革を支援する基盤だ。
具体的には、独自のAI解析技術を用いてソースコードから内部仕様および外部仕様を網羅した46種類のドキュメントを自動生成し、組織的な運用体制の確立を支援する。
さらに、デプロイが行われるたびにAIが自動でシステムを解析し、ドキュメントを常に最新の状態に保つ仕組みを備えているため、システムの再ブラックボックス化を防止し、改修時の影響調査期間の短縮や変更対応の高速化を実現する。
こうして整えられた情報の基盤に基づき、AIが障害発生時の一次対応や予兆検知を担う自律運用体制へと移行する。
なお、システムの導入にあたっては、長期化や不確実なリスクを抑えるため、ソースコードの一部を解析する無料トライアルから始まり、システム全体の可視化、そして次世代の自律運用体制の構築まで、段階的なアプローチで提供される仕組みとなっている。
SHIFTは今回の取り組みを通じて、企業の保守運用業務を単なるコストセンタから、事業成長を支える基盤へと進化させていくとしている。

