こうした中、株式会社NTTドコモは、Auxia Japan株式会社が提供するAIエージェント「Auxia(オクシア)」を導入した。
NTTドコモは、通信から金融決済まで多角的な事業を展開し、1億人を超える会員基盤を持っている。そのため、膨大なデータに基づくマーケティング施策の手動運用による工数の増大や属人化、リードタイムの長期化が企業の大きな課題となっていた。
そこで今回、「Auxia」を導入。「Auxia」は、AIエージェントが自律的に判断し、顧客一人ひとりに合わせた最適化を自動で行うマーケティングプラットフォームだ。
これまで手作業で行われていたターゲット選定や配信設定といったルーティン業務をAIによって自動化・高速化し、マーケティング品質を標準化させながらクリック率を大幅に向上させた。
具体的には、約2,000種類のプロファイリングデータを瞬時に解析し、目標指標を連携することでAIが自動で試行錯誤を繰り返し改善を行う。
これにより、毎月3,000件に及ぶ施策立案から実行までにかかっていた時間を大幅に短縮した。
実際に「d払い」アプリ内のA/Bテストにおいては、従来の手法と比較してクリック率が平均1.7倍に改善されたとのことだ。
NTTドコモは今後、「d払い」アプリに留まらず、あらゆるサービスやマルチチャネルへと「Auxia」の活用を広げていく方針だ。

