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日立、設計・テストの生産性を約200倍に向上させる全工程AI駆動のSIプラットフォームを開発

日立、設計・テストの生産性を約200倍に向上させる全工程AI駆動のSIプラットフォームを開発

株式会社日立製作所は2026年7月24日、エンタープライズ向けシステムインテグレーション(SI)の全工程にAIを全面適用する「Agentic AI Integration Platform」を開発したと発表した。

「Agentic AI Integration Platform」は、構想策定から要件定義、設計、コーディング、テスト、運用の各工程に最適なAIエージェントを組み込むことで、AI駆動型のシステム構築を自律的に行うプラットフォームだ。

具体的には、モダナイゼーション(システム刷新)の過程で生じる経営意図や業務ノウハウといった暗黙知を「企業コンテキスト」として形式知化し、AIが読み取れるナレッジ(形式知)として蓄積する。

AIエージェントが開発サイクルを実行するたびにこのナレッジを自律的にアップデートするため、継続的な品質向上が可能となる。

実際に日立社内での実証では、要件定義において最大240倍、設計からテスト工程の仕様駆動開発において約200倍の生産性向上を確認しているとのことだ。

さらに、AnthropicやGoogle CloudなどのフロンティアAIを柔軟に選択できるエンタープライズAI基盤を備えており、トークン利用料を最大54%削減するなどコスト最適化も実現する仕組みだ。

日立は今後、拡大するモダナイゼーション需要に対して同プラットフォームを全面的に適用し、2027年度にはSI工程全体で生産性の30%向上を目指す方針だ。

さらに、大規模なレガシーシステムを抱える金融や公共分野、エネルギー・鉄道といった社会インフラ領域への適用も推進していくとしている。

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