株式会社Renewerは、業務可視化AIエージェント「メボシ」の提供を、2026年8月19日より開始した。
「メボシ」は、社員のPC作業を自動で記録し、AIが「自動化すべき業務」を実測データから特定するサービスだ。
ヒアリングやアンケートを行わず、社員が普段どおり働くことでPC作業の実測データから業務を可視化し、業務フロー図・要件定義書・自動化プランを提示する。
具体的にはまず、PCに「メボシ」をインストールすることで、バックグラウンドで画面・アプリ・URLなど5種類のデータを一定間隔で記録する。
次に、「メボシ」のAIエージェントが記録を読み解き、業務の実態を可視化する。
例えば、同じ操作の繰り返し、アプリをまたぐコピー&ペースト、長時間の手入力など、自動化の候補となる5種類の作業パターンを検出する。また、本人が「作業」として認識していない時間も対象になる。
そして、検出したパターンをもとに、削減時間・頻度・実現可能性からスコアを算出し、自動化の実装プランを優先順位つきで提案する。
あわせて次の3種類のドキュメントを自動生成するため、構築の工程へそのまま引き継ぐことができる。
なお、記録の開始・停止は記録される本人が操作でき、記録期間は事前の合意のうえで設定することが可能だ。パスワード等のセンシティブな情報は自動でマスキングされ、目的は業務の可視化であり、人事評価には使用しないことが前提となっている。
導入の際は、3名・2週間の記録から始めることができ、期間は準備から報告まで約1.5ヶ月(準備約1週間、記録2週間、分析・提案・報告2〜3週間)、AI化の候補となる業務の上位3〜5件がROI試算とともに提示される。
その後の実装フェーズでは、実装を担当するエンジニアが顧客企業に入り、1サイクル2〜3週間で1業務ずつ自動化を進める。対象は、記録で検出される個人の反復作業に加え、チーム間の受け渡しや重複といった組織単位の自動化機会も上げられている。なお、実装後の効果測定も「メボシ」で実施するとのことだ。

