TISI株式会社は、同社が提供する大規模レガシーシステム移行サービス「Xenlon~神龍 モダナイゼーションサービス」の新たなラインナップとして、AIで保守作業の効率化や属人化の解消を支援する「保守AIプラットフォーム構築サービス」を、2026年9月25日より提供開始すると発表した。
「Xenlon~神龍 モダナイゼーションサービス」は、TISI独自のリライト技術「Xenlon~神龍 Migrator」を活用して、レガシーな言語(COBOL、PL/Iなど)からJavaへのリライトを実現しオープン環境へ移行することができるサービスだ。
今回発表された「保守AIプラットフォーム構築サービス」は、「Xenlon~神龍 モダナイゼーションサービス」の成果物や、分析に使用した情報資産を活用し、保守業務に特化した生成AI基盤を構築するものだ。
利用者はAIエージェントとチャットベースでシステム構造や設計内容、障害履歴などについて問い合わせることができる。
これにより、移行プロジェクトの過程で得られた知見を一過性の成果物として終わらせず、移行後の保守・運用フェーズでも継続的に活用することができる。
また、保守業務に適した形にチューニングしたAIエージェントを独自に開発可能で、設計書やソースコード、障害履歴などに対する問い合わせに自然言語で回答する。
サービスの構築にはAmazon Bedrock AgentCoreを活用しており、入力データやナレッジベース情報の取り扱いに関する安全性を配慮した環境を提供する。
将来的には、同サービスで構築された生成AI基盤を、保守領域に特化した利用だけでなく、他業務領域へのAIエージェント展開やナレッジ活用範囲の拡張も可能とのことだ。

