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NTTデータ、機械学習プラットフォーム「DataRobot」の提供を開始

NTTデータ、機械学習プラットフォーム「DataRobot」の提供を開始

株式会社NTTデータは、米国DataRobot, Inc.とエンタープライズ向け機械学習プラットフォームである「DataRobot」の販売代理店契約を締結し、サービス提供を開始した。「DataRobot」は、世界の優れたデータサイエンティストの知識や経験、ベストプラクティスを自動化する機械学習プラットフォーム。同プラットフォームを利用することで、スピーディーかつ精度の高い予測モデルを構築できるという。

NTTデータではAI&IoTビジネス部を主体としてAIを顧客のビジネスプロセスに組み込み、業務変革を支援するAIインテグレーションサービスを約300名の体制で展開している。また、企業においてAIを活用する際に課題となる分析モデルの品質維持の自動化など、分析業務の自動化・自律化(注)を実現するサービスの開発を進めている。

具体的には、生成したモデルが業務上求められる精度・品質を満たしているかの評価、モデルの品質劣化モニタリングと自動更新、AIによる予測結果を保存する仕組みなど、AIによる予測・判断を業務に組み込む際に必要となる仕組みだという。順次サービス拡充を実施するとしている。

同取り組みを契機にDataRobotとのパートナーシップをさらに強固なものとするとともに、DataRobotのプラットフォームと同社AIインテグレーションサービスを組み合わせることで、ビジネスシーンでのAI技術活用を促進し、顧客ビジネスのデジタルトランスフォーメーション支援を加速させていくという。

具体的には、製造の分野では、生産プロセス改革による歩留まり改善・生産の最適化、工作機械の故障予測による予防メンテナンス、販売業務や商品設計では、顧客の行動パターンや潜在的に持っているウォンツを深く理解することによる売上拡大への貢献といった効果が期待されるという。

「DataRobot」の特長は以下の通り。

注:AIを活用した分析業務の自動化・自律化:自動化とは定型動作を機械的に実行すること。自律化とは変化へ対応し、都度適切なモデル再構築をして、稼働中システムに適用していくこと。

【関連リンク】
NTTデータ(NTT DATA)
DataRobot

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