KDDI株式会社は、さつき株式会社と株式会社moocaが提供中のデジタルサイネージサービス「mooca サイネージ」に、製品やサービスと通信を一体化するサービス「ConnectIN(コネクティン)」を、2025年9月30日より導入した。
「mooca サイネージ」は、ChromeOSやWindowsが搭載可能なディスプレイを展開しており、複数拠点のコンテンツ管理や情報配信をタイムリーに行うことができるサービスだ。また、人流分析・属性分析・AIアシスタントといった各種AI連携も可能だ。
一方「ConnectIN」は、製品やサービスに直接組み込める通信回線サービスを提供するものだ。
これまでの月額通信料金のビジネスモデルとは異なり、メーカなどの顧客企業の製品に一定期間の通信料を組み込んで販売することができる。
つまり、メーカ企業が提供する製品を導入する企業に対しては、KDDIから通信料金を請求しないビジネスモデルだ。
今回、「mooca サイネージ」のデジタルサイネージに「ConnectIN」を導入することで、サイネージ内容の自動アップデートに必要な通信を製品とセットで提供することが可能となった。
具体的には、「mooca サイネージ」に最長5年分の通信を含めて提供可能とし、製品導入企業によるWi-Fi・モバイルルータの契約や設定、導入後の通信機器の運用管理が不要となる。
また、導入と同時に、通信によるサイネージコンテンツの自動アップデートが可能となる。
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