2019年6月17日Comcastは、脊髄損傷や筋萎縮性側索硬化症(ALS)のような身体障害のある人に向け、自分の目だけでテレビをナビゲートする機能を提供すると発表した。
このX1アイコントロールは、既存の視線ハードウェアおよびソフトウェアやSip-and-Puffスイッチ(空気圧を使用して信号をデバイスに送信するために使用される支援技術)、などとシームレスに連携するWebページのリモートコントロールを使用する。
そうすることにより、目を使ってチャンネルの変更、録画の設定、または番組の検索を行うことができる。また、X1 Sports Appをオンにすると、ゲーム内のアクションと並行してリアルタイムのスポーツの得点や統計が画面に表示される。
ComcastのAccessibility担当副社長であるTom Wlodkowski氏は、「テレビのチャンネルを変更するのは当たり前のことですが、今まで何百万人もの視聴者にとって不可能なことでした。製品をより包括的にすると、すべての人にとってより良いエクスペリエンスが生まれます。新しいX1機能によって、お客様の生活が大きく変わることを願っています。」と語った。
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