パナソニック株式会社によると、在宅時間が増加する昨今、ロボット掃除機使用者の約半数は家にいながら使用している一方で、約84%の人が家で仕事をしている最中にロボット掃除機を使用する場合に不安・不満を感じている。
このほど、パナソニックはロボット掃除機「RULO」において、ソフトウェア「RULO AI」のアップデートを2021年10月下旬より開始する。
ルーロは従来より「音ひかえめ設定」「エリア設定」「リアルタイムマップ」などの機能を搭載していたが、今回のアップデートにより、人の邪魔にならないような動作で在宅時も快適に使用できる「在宅掃除モード」と、IoT対応家電の動作状況やくらしに役立つ情報を音声で知らせる「音声プッシュ通知」が搭載された。
在宅掃除モードでは、掃除エリア内で人がいる場所をレーザーで検知し、足元から半径約50cm以内に近寄らずに掃除する。そして掃除終了前に人がいて通れず掃除ができなかった場所に戻って掃除することで、人の邪魔にならない動きを実現する。
音声プッシュ通知機能では、パナソニックのクラウドを介して各IoT対応家電を互いに連携させ、洗濯の終了やエアコンが設置されている部屋の温度上昇など気がつきにくいことをタイムリーに音声で知らせる。「ゴミの日」「薬の時間」なども登録することで音声で通知される。さらに、くらしに役立つ他社サービスとも連携させ、天気予報や宅配便の配送予定(2022年春開始予定)のお知らせも展開するとのことだ。
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