2020年初頭から日本国内でも流行した新型コロナウイルスの感染予防対策として、飲食店などにCO2センサー(二酸化炭素濃度計)を設置して「換気状況の見える化」が奨励された。そして、一般的にはあまり馴染みが無かった「CO2センサー」が飲食店のレジ横などで見られるようになったが、一方で安価ではあるが粗悪なCO2センサーが広まり、正しい測定ができていないなどの社会的な問題も起こった。
ユニ電子株式会社では、ホテルや介護施設などの個室の室内環境を室外から確認できるワイヤレスセンサー「Canary+」を室内環境の遠隔モニタリングのサービスを提供するシステムインテグレーター向けに販売していたが、このほど一般向けにも発売すると発表した。
今回の一般向けのソリューションでは、Canary+で測定した室内環境(CO2濃度、温度、湿度)を無料のスマートフォンアプリでダイレクトに受信して確認することができる。ワイヤレス方式(通信半径約10m)のため、設置されたセンサーの画面を見るためにわざわざ室内に立ち入る必要は無く、ドアの外から室内の環境を確認することができる。
なお、同ソリューションの価格は送料込みで9,000円(税別)となっている。
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