mign(マイン)は4月18日、電気設備工事などを手掛ける富士古河E&Cと、設備工事で対話型AI(人工知能)「ChatGPT」を活用する実証実験を開始すると発表した。設備工事での調査やコミュニケーション業務で「ChatGPT」の言語モデルを活用することで人件費削減を目指す。
実証では、mignの「ChatGPT」を活用した建設業特化対話AIモデル「chact」を応用・カスタマイズを実施。設備工事現場担当者が、いつでもメールで対話ができるシステムとして導入することで、人件費削減とサービスの質の向上に取り組む。システムでは入力された質問に対し、1分から数分程度で自動返信する。
mignによると、設備工事では、法的規制、材料や設備の特性、施工方法など、多くの調査が必要で、行政や専門家とのやりとりに多くの時間と人件費がかかることが課題となっているという。2社は、実証を通じ、「ChatGPT」を活用したシステムで、人件費削減などの課題解決につなげる。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。