株式会社豊田自動織機 トヨタL&Fカンパニー(以下、トヨタL&F)と富士通株式会社(以下、富士通)は、トヨタL&Fの物流ノウハウと富士通の「Fujitsu Data Intelligence PaaS」のAIサービス「Fujitsu Kozuchi」を組み合わせ、フォークリフトやオペレータの動きをAIがクラウド上で解析し、安全運転を評価するサービス「運転動画AI解析」を開発した。
「運転動画AI解析」は、「Fujitsu Kozuchi」によって安全運転評価業務を効率化したことに加え、評価のばらつきを平準化することで、安全教育をサポートするサービスだ。
フォークリフトの旋回・走行や、フォークの動き、オペレータの安全確認動作などを学習したAIが、ドライブレコーダ映像をクラウド上で解析し、オペレータの不安全な操作のうち、「走行荷役同時操作」「後進時指差し確認不良」「前後進切替時一時停止不良」「急旋回」を自動検出する。
検出した不安全な操作は、当該部分のみを抽出して閲覧することができるほか、各オペレータの安全運転は、成績表として表示される。
なお「運転動画AI解析」は、トヨタL&Fが提供する、IoTとクラウドの技術で物流現場づくりをサポートするサブスクリプション型のサービス群「FORKLORE(フォークロア)」にて利用することが可能とのことだ。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。