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ラトックシステム、温度管理システム「ハサレポ」用デバイスとして液体に挿して水温を直接計測できる温度センサーを開発

ラトックシステム株式会社は、HACCP対応温度管理システム「ハサレポ」用デバイスとして、液体に挿して水温を直接計測できる温度センサー「Pt100センサー」を新たに開発、2021年秋から出荷開始することを発表した。

ハサレポは、おもに食品の製造現場向けに提供するクラウドサービスである。温度計測、記録、アラート通知、帳票出力がワンパッケージになっている。保管庫や冷蔵設備などの温度を計測し、指定範囲を超えるとスマホに通知される。温度はグラフで表示、その変化から今までは気づかなかった温度の異常や改善点が見いだせるという。さらにHACCPで義務化されている帳票作成をサポートする。記録と帳票作成の自動化により現場の負担を軽減する。
ラトックシステム、温度管理システム「ハサレポ」用デバイスとして液体に挿して水温を直接計測できる温度センサーを開発
今回新たに投入予定のPt100センサーは、センサー部を直接水や食品に挿して温度の計測が可能だ(計測温度範囲-40~180℃)。また冷却時の水温や殺菌処理・加熱時の湯温などをクラウドに記録することができる。さらに、HACCPで求められる重要管理点の温度モニタリングがスマホで可能となり、経過温度の記録保管が自動でおこなえるようになる。乾電池駆動(アルカリ単3電池×3本)で、約1年交換不要で使用できる。

なお、ハサレポおよびpt100センサーの参考価格は以下の通り。

ハサレポ(税別、1台あたり)

Pt100センサー(1点計測)

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