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KDDIとナウキャスト、投資判断における位置情報データを活用した「指定区域来訪データ」を順次提供

KDDI株式会社と株式会社ナウキャストは、機関投資家の投資判断における位置情報データの活用で協業し、KDDIが有する位置情報ビッグデータとナウキャストのデータクレンジング技術を活用した国内製造業350銘柄と、REIT(不動産投資信託)61銘柄の「指定区域来訪データ」の提供を、2021年8月5日から順次開始することを発表した。

「指定区域来訪データ」は、位置情報ビッグデータを活用したKDDIの統計人口データサービス「KDDI Location Data」を通じて提供され、人の移動や活動量を把握し、人流データをもとにした企業の売上予測などの投資判断に活用される。

KDDIとナウキャスト、投資判断における位置情報データを活用した「指定区域来訪データ」を順次提供
「指定区域来訪データ」提供イメージ。

具体的には、KDDIの位置情報データから国内製造業350銘柄とREIT61銘柄を対象に、銘柄ごとの重要拠点における人流データや経度緯度情報を抽出する。

その抽出データをもとに、ナウキャストがバイアスの排除や店舗・ブランド・企業への名寄せ、時系列に沿った銘柄コードへの紐付けなどのデータクレンジングを行う。

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