株式会社AIoTクラウドは、アルコールチェック管理サービス「スリーゼロ」の機能を強化し、2023年11月30日より順次開始であることを発表した。
「スリーゼロ」は、100機種以上の市販のアルコール検知器に対応した、アルコールチェック管理サービスだ。運転者の酒気帯びの有無を遠隔からでもチェックし、スマホアプリ経由で検査結果をクラウドに送信・保管することができる。
今回のアップデートでは、「AI顔認証」やNFCに対応した「免許証読み取り」に加え、12月1日より開始されるアルコール検知器使用義務化での必須要件である「検知器の常時有効保持」を支援する、「検知器管理」機能などを新たに加えている。
「AI顔認証」では、アルコール検査時に撮影した運転者画像をAIが自動で顔認証し、本人確認ができるようになった。「AI顔認証」で直ぐに運転者を確認できるようになることで、管理者の本人確認作業の負担軽減に加え、なりすまし防止につなげる。
「検知器管理」機能では、保有するアルコール検知器毎の有効期限や使用回数などを、ツール上で管理できるようになった。使用者と検知器を個体識別番号で紐づけることが可能になるため、機器の入れ替え時期を明確することができる。
なお、管理可能な検知器としては、エレコム株式会社製アルコールチェッカー「ALSmart(アルスマート)」に対応しており、アルコール検査時にBluetoothで接続した際に、自動で個体識別番号や残使用回数などを取得し、管理ツール上で把握することができる。今後は、対応アルコール検知器を順次拡大していく予定だ。
「免許証読み取り」機能では、NFC対応スマホに免許証をかざすことで、運転者の免許証の有効期限確認、免許証携帯確認を実施することができる。
また、読み取った有効期間の末日が自動的に管理ツールへ登録され、有効期限1カ月前より、定期的に運転者へメール通知することで、免許証の更新忘れなどを未然に防止することが可能だ。
その他にも、運転日誌の機能改善・拡張、操作性改善なども向上されている。
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