株式会社日立製作所(以下、日立)は、金融機関の取引先企業のデジタルシフトをトータルに支援するポータルサービス「法人向けデジタルチャネル統合プラットフォーム」の提供を、7月18日より開始する。
「法人向けデジタルチャネル統合プラットフォーム」は、金融機関が取引先企業向けに提供するポータルサイトの立ち上げに向けて、ポータル画面や認証など、各種機能を備えた、月額制のクラウドサービスだ。
日々の入出金明細の確認や、インターネットバンキングによる振込・振替、オンライン融資やAIを活用したローン審査といった、金融機関や日立、Fintech企業の様々なサービスを一元的に管理することができる。
また、おすすめサービスを表示するナビゲーションや、ポータルと連動したメール配信などの機能を備えており、サブスクリプション型での提供や手数料ビジネスなど、金融機関の新たなフィー型ビジネスにつなげることも可能だ。
なお、今回の提供開始に先がけ、株式会社伊予銀行が新たに開始する法人向けポータルサイトに採用され、2022年8月8日より「いよぎんビジネスポータル」として、稼働開始する予定だ。
日立は今後、ポータルサイト内にて提供可能な金融・非金融分野のサービスを日立グループ内外と連携して拡充していくほか、金融機関のコンサルティングや独自サービスとの連携を進めていくとしている。また、ポータルサイトを通じた様々なデータ活用も進め、地域企業の動線分析など、マーケティング機能の強化なども推進していく予定だ。
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