古野電気株式会社は、建設現場向けリモートモニタリングシステムの提供を開始した。
このシステムでは、位置情報、温度、湿度、作業員の心拍数など多種多様なデータを、一つの画面でモニタリングできる。機器の導入やサービスの利用が簡単であることが特徴なのだという。
これにより、現場の人や物の位置情報、入退・勤怠情報など、多様なセンサデータを遠隔からリアルタイムでモニタリングできるようになり、作業員や機材等の位置情報、人流・入退・勤怠情報、環境温度・WBGT値(暑さ指数)、作業員の健康状態などのデータが収集できる。
利用シーンとしては、高層ビルや地下階といった建設現場、トンネル坑内や鉄道・地下鉄といった土木現場、大規模倉庫や工場、プラントや発電所などが挙げられている。
さらに、Web APIを用いた他社システムとの連携や、BIツールによるデータ分析が可能なほか、過去ログもCSV形式で出力できるため、振り返り分析が可能だ。
機器ラインナップとしては、センサデータを収集し、クラウドへデータをアップロードするゲートウェイ、BLE(Bluetooth Low Energy)の通信規格に対応したIoTセンサだ。なおゲートウェイは、建築現場に最適な照明一体型ゲートウェイ「BG-100」と、土木現場に最適な屋外対応型ゲートウェイ「BG-200」の2種類がある。
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