OpenTextは、同社が提供するエンタープライズ情報管理(EIM)クラウドサービス群の最新バージョンとなる「Cloud Editions(CE)25.4」のリリースを発表した。
「Cloud Editions」とは、OpenTextが提供する文書管理、コンテンツ管理、セキュリティ、ビジネスネットワークなど、企業の情報活用に必要なソリューションを統合したクラウドサービススイートの総称だ。
企業の情報資産の管理・活用基盤であり、今回の「CE 25.4」リリースでは、特にAIを活用するための機能が大幅に強化された。
具体的には、文書、メール、画像などの「人が生成するコンテンツ」、IoTデバイスやIT監視ログといった「機械が生成するコンテンツ」、B2B取引やサプライチェーンデータなどの「企業間のコンテンツ」といった3種類のデータを、AI主導のワークフローに統合するための基盤を提供する。
また、AI活用を実務レベルへ落とし込む「Aviator」機能が追加されており、コンプライアンス違反の文書・行動・取引を自動的に特定し更新したり、ビジネスコンテキストに応じて文書に自動タグ付けして保存したり、QAスクリプトを生成してユーザーストーリーのテストを自動化したりする。
これらの機能は、「隠れたデータの発見」「ビジネスコンテキストでの強化」「セキュリティ・コンプライアンスの確保」という3つの原則に基づいて設計されており、責任あるAI導入(Responsible AI)をサポートする。
加えて、製品導入から運用、戦略的なAI活用を支援するアドバイザリー&サポートサービスも提供するとのことだ。
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