株式会社property technologiesは本日、金融機関向け業務支援SaaS「KAITRY finance」の新機能、「地番でAI査定」の提供を開始した。
「KAITRY finance」は、2023年7月にリリースされた、不動産AI価格査定エンジンを搭載した金融機関向けのサービスだ。
ユーザから「地番でAI査定ができないか」との要望が寄せられ、実態調査をした結果、登記簿謄本や遺言書、競売情報など不動産情報には「地番」のみが記載されているケースが多く、その確認には法務局や役所への問い合わせ、ブルーマップの閲覧などの追加調査が必要であることが判明した。
そこで新機能「地番でAI査定」は、ゼンリンが提供する「住所地番変換」機能をAPI連携させることで、「地番」情報だけでも最短5秒でのAI査定を実現した。これにより、金融機関の不動産担保調査や資産調査などの不動産価格調査業務の効率化が期待できる。
property technologiesは今後、ユーザビリティの向上や業務支援機能の拡充を目指すとしている。
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