高齢者等の活動を支える移動手段の確保に課題を持つ三鷹市は、2022年10月より三鷹市大沢地区で、専用アプリから予約を入れて指定した時間に指定した乗車ポイントから降車ポイントへ乗合で運行するAIデマンド交通の実証運行を開始している。
そして今回、SWAT Mobility Japan株式会社は、三鷹市・境交通株式会社・寿交通株式会社・和親交通株式会社と締結した「AIデマンド交通実証運行に関する協定書」に基づき、三鷹市で運行しているAIデマンド交通の実証運行を、新たに井の頭地区で開始したと発表した。
新たな運行地域である井の頭地区は、コミュニティバスが運行できないような狭路が多くある地域であり、運行の自由度が高いAIデマンド交通の導入が期待されていた。
今回の井の頭地区での実証運行開始に合わせて、乗車予約用アプリをリニューアルし、他サービスとのAPI連携を容易に行うことができるシステムとなった。
また、これまでと同様、狭路へのルーティングを避けるためのパラメータ設定を行うと共に、車いす利用者やベビーカー・シルバーカー用の座席予約機能を提供するとのことだ。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。