株式会社電通国際情報サービス(以下、ISID)は、自動運転分野のベンチャー企業である株式会社ZMPが行う第三者割当増資を引き受け、本日6月26日付けで同社株式を取得した。
ZMPは、「Robot of Everything 人が運転するあらゆる機械を自動化し、安全で、楽しく便利なライフスタイルを創造する」というミッションの下、ADAS(先進運転支援システム)や自動運転技術開発用プラットフォームの開発、移動体メーカー向け自動運転等の開発支援、ドライバー運転による公道走行データ取得サービス、物流支援ロボットの開発・販売等に取り組んでいる。
ISIDは、中期経営計画において「IoT/ビッグデータ」を戦略領域に掲げ、ビッグデータ・人工知能(AI)・ロボティクスを活用した顧客企業の経営革新を、ものづくりやマーケティング、金融などの幅広い領域で支援している。また本年5月にはAIによる大規模データ解析サービス「CALC」の提供を開始するなど、2020年とその先を見据えた新規ビジネス創出への取り組みを加速させているという。
ISIDは今後、これらの取り組みを通じて培った先進事例の経験・実績と、創業以来の事業ドメインであるエンジニアリング領域全般にわたる幅広い知見に、ZMPが保有する技術を組み合わせ、各種車両・貨物移動における自動化推進やテスト走行技術の開発等、ロボット・自動運転分野および周辺領域における新たなサービス開発に取り組んでいく計画としている。
【関連リンク】
・電通国際情報サービス(ISID)
・ゼットエムピー(ZMP)
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