ルネサス エレクトロニクス株式会社は、日産自動車株式会社が9月6日に公開する100%電気自動車「リーフ」に搭載される本格的な自動駐車機能「プロパイロット パーキング」に、ルネサスの車載情報・ADAS(Advanced Driving Assistant System)用SoC(System on Chip)「R-Car」ならびに車載制御用マイコン「RH850」が採用されたことを発表した。
今回、日産リーフの「プロパイロット パーキング」に採用されたSoC「R-Car」は、自動駐車システムにおいて、駐車できる空間を認識して障害物がないかを確認し、アクセルやブレーキ、ハンドルやシフトに制御の指令を出す役割を担う。
R-Carは、画像認識処理を専門に行うルネサス独自の並列イメージプロセッサ(IMP)を搭載しており、車載用の最新デジタルCMOSカメラからの高解像度な画像を、高速かつ低消費電力で信号処理が可能。このR-Carからの車体制御の指令をうけとった車載制御用マイコンのRH850は、各ECU(Electronic Control Unit)にその指令を伝達、これらの情報をもとにして、日産リーフの「プロパイロット パーキング」は目標とする駐車スペースへの安全・正確な駐車を行うという。
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