THKは、同社が提供する製造業向けIoTサービスの「OMNIedge」において、工具監視のためのAIソリューションを提供する。
これまで、LMガイド、ボールねじ、アクチュエータの直動部品の予知保全サービスなどからスタート、プロセスオートメーションやユーティリティ設備向けモータ、ポンプなどの回転部品にまで対象を広げてきた。
切削工具は、寿命管理を最適にしながら工具コストを削減したい、欠損やチッピングによる加工不良、手直しロスの発生を防ぎたい、という課題が存在した。
そのため、これまでは何回加工したかをもとに、工具を早めに交換するのが当たり前であった。しかし、工具はまだ使えるにも関わらず交換するわけなので、コストは増大する傾向にあった。
そこで、THKは、年式やメーカーの異なる工作機械でも簡単に後付けできるセンサを採用、すぐ使えるサービスを開始した。本サービスでは、センサから収集したデータはAIが自動的に異常検知を行うので、繰り返し使うほど精度が向上する。
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