自動車業界では、ソフトウェアによって自動車の機能が更新されることを前提に設計、開発された車「SDV」に向けて、車載システムの開発プロセス最適化やデータ連携が必要となり、セキュリティリスク対応が課題となっている。
こうした中、株式会社日立ソリューションズは、自動車関連規格準拠支援ソリューションの最新版を、2024年2月1日から販売開始することを発表した。
自動車関連規格準拠支援ソリューションは、車載開発のサイバーセキュリティ法規対応や品質管理システム、開発プロセス構築の状況を自己診断し、規格準拠を支援するものだ。
今回発表された最新版では、自己診断ツールを提供し、Automotive SPICE for Cybersecurityや、ISO SAE 21434への準拠状況や必要な対策を把握することが可能だ。
具体的には、Automotive SPICEおよびサイバーセキュリティ規格準拠における現状把握から体制構築、教育、トレーニング、アセスメントの実施や監査の対応まで、開発現場に即したさまざまな規格準拠支援サービスを提供する。
また、ツール活用による規格準拠状況の把握やプロセス改善へのフィードバックにより、上流からの品質確保を推進するとともに、規格準拠の定着を組織横断的に支援する。
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