ミツフジ株式会社は、2016年に発表したウェアラブルIoTブランド「hamon」の新製品として使い切りウェアを開発し、販売を開始した。
同製品は、これまでの自社製品と同様、着心地を重視しながらも使い切りにできる製品価格を実現し、介護現場に適した着脱が簡単なつくりで、寝たきりの入居者への利用も可能にした。
また、介護福祉施設入居者様の日頃のヘルスケアデータを管理できるだけでなく、就寝中の入居者様の見守りをウェアで行うことで、より手厚いケアの実現と、介護現場で課題となっている介護士の不足を補う役目を担う。
今回の新製品販売開始とともに、社会福祉法人成仁会が運営する介護老人福祉施設等8事業所、社会福祉法人杜の里福祉会が運営する介護老人福祉施設等3事業所で2017年内にテスト導入が開始され、来年度より本格導入の検討が進められる予定だ。
製品の詳細は以下の通りだ。
- 希望小売価格:2,000~5,000円(ウェアのみの価格)※タイプにより価格が変わる。
- サイズ展開:01、02、03(S、M、L)
- 素材:不織布
- 伸縮率:280%
- 吸水速乾性あり
- 洗濯耐性:手洗いで5回程度
【関連リンク】
・ミツフジ(Mitsufuji)
・社会福祉法人成仁会
・社会福祉法人杜の里福祉会
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技術・科学系ライター。修士(応用化学)。石油メーカー勤務を経て、2017年よりライターとして活動。科学雑誌などにも寄稿している。