ソニーグループ株式会社は、超小型人工衛星「EYE(アイ)」の軌道をシミュレートし、宇宙の景色を体験できるWebアプリケーション「EYEコネクト」を公式サイトで公開した。さらに、このアプリケーションを使ってユーザが宇宙から撮影する新サービス「宇宙撮影体験」の参加者を、2024年2月から順次募集する予定だ。
「EYEコネクト」は、「EYE」の今後の軌道を予測し、実際に「EYE」が見る宇宙の景色を体験することができるアプリケーションだ。ユーザは自身のデバイスから専門的な知識は不要で人工衛星操作の模擬体験も可能だ。
「EYEコネクト」は無料で利用可能で、登録すれば誰でも利用できる。ただし、現在は日本国内在住の方限定で、操作はPC環境からのみとなっている。今後、スマートフォンやタブレットからも操作できるよう、開発を進めているとしている。
なお、期間限定のサービス「宇宙撮影体験」では、ユーザが「EYEコネクト」を使って「EYE」の位置をシミュレーションし、カメラのシャッターを切る箇所をリクエストすることができ、後日「EYE」が撮影した宇宙写真が届くというものだ。
撮影アングルのズレや気象条件により、意図とは異なる写真が撮影されることもあるが、その偶然の景色も宇宙や地球の表情として価値があるとしている。
第1回目の「宇宙撮影体験」は2024年3月に30組に提供する予定で、2024年2月13日から募集を開始する。追加の体験者募集も2024年中に順次行う予定だ。
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