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キリン・明治大学、電気刺激を活用して塩味を増強させる箸型デバイスを共同開発

キリンホールディングス株式会社と明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科の宮下芳明研究室は、共同研究の結果、減塩食品の味わいを増強させる電気刺激波形と箸型デバイスを開発したことを発表した。

また、減塩の食生活を送る人を対象とした臨床試験を実施し、両社が開発した箸型デバイスを用いると、減塩食を食べた時に感じる塩味が1.5倍程度に増強されることが確認された。

今回の箸型デバイスには、微弱な電流で塩味をコントロールし、減塩色の味わいを増強させる電気刺激波形が付与されている。

キリン・明治大学、電気刺激を活用して塩味を増強させる箸型デバイスを共同開発
電気刺激波形の検討風景

これにより、食塩を30%低減した食品を摂取する際に、通常の食事と同等の塩味を提供できることが示唆された。

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