オートバックスセブンは1月18日、富士通からシステム開発・運用を手掛けるABシステムソリューション(ABSS)の全株式を取得し、DX(デジタルトランスフォーメーション)の戦略子会社化とすると発表した。
ABシステムには、富士通が85.1%、オートバックスセブンが14.9%を出資している。オートバックスセブンは、富士通の持ち分の株式を買い取り、完全子会社化する。株式の譲渡日は4月1日の予定。取得金額は、確定次第公表するとしている。
買収を機にABSSの社名を「オートバックスデジタルイニシアチブ」に変更。グループのDX戦略子会社として、サービスを提供する。同時に、デジタル人材の育成を積極的に進め、グループ全体のデジタルリテラシー向上を図る。
オートバックスセブンは、ビジネスモデルの変革や環境変化に迅速に対応できるIT基盤を構築し、DXで業務改革と労働生産性を向上するとともに、顧客起点から価値を創造し、市場での競争優位性の確立を目指している。今回、IT基盤構築の強化と企業価値向上につながると判断したことからABSSの買収を決めたとしている。
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