株式会社D2Cは、同社が販売する「docomo Ad Network」の最適化配信メニューに、2023年7月18日より「docomo Ad Network +L」が機能統合されたことを発表した。
「docomo Ad Network」は、NTTドコモが運営するポータルサイト「dメニュー」や、メール型広告「メッセージS」を中心に、多様な配信プラットフォームと連携し広告を掲載するサービスだ。
「docomo Ad Network」の「最適化配信」は、機械学習を用いた独自のロジックにより、キャンペーンの目的に合わせてディスプレイ広告・メール広告を横断した配信の最適化を行うメニューだ。
今回機能統合される「docomo Ad Network +L」は、SMN株式会社の広告配信技術と連携することで、ドコモが運営する媒体以外の一般媒体へ配信面を拡大するメニューとして、今年2月にリリースされたメニューだ。
事前に利用許諾を得たdポイントクラブ会員の属性や、行動、興味関心データなどを用い、正確性の高いターゲティング配信を、一般的なWebやApp媒体にも配信面を拡大することで、従来に比べてキャンペーンの予算消化率を約52%拡大するなど、新規ユーザへのリーチとコンバージョン件数の増加に効果を示されてきた。
一方で、これまで「docomo Ad Network +L」は、「docomo Ad Network」の管理画面を使って広告設定やレポートの確認ができないという課題があった。
そこで、今回の機能統合をすることにより、「docomo Ad Network」の管理画面で、ドコモが運営する媒体以外への最適化配信が行えるようになった。
なお、今回の機能統合により、「docomo Ad Network +L」単体としての新規受付は本日で停止され、既存案件の移行が完了し次第終売を予定している。
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