タイムリープ株式会社は、同社が提供している遠隔接客サービス「RURA(ルーラ)」と、セーフィー株式会社が提供しているクラウド録画サービス「Safie(セーフィー)」を連携させたと発表した。
遠隔接客ソリューション「RURA」は、 インターネットを通じて店舗の接客を遠隔地から行なうことができるサービスだ。対応スタッフが画面に表示される対面接客や、アバターを通しての接客などを選択できるほか、少人数で多拠点の接客ができる点が特長だ。
今回の連携により、店舗内に設置したクラウド録画サービス「Safie」の映像データを、「RURA」の接客画面上で一覧表示できるようになった。
これによりオペレータは、「RURA」標準カメラの視野外に存在する顧客を認識でき、俯瞰的な店舗状況を考慮した遠隔接客を行うことができる。また、複数視点で店舗を確認できることで、例えば後ろに並んでいる顧客など、周辺の状況も把握することが可能だ。
さらに、「RURA」で接客をしながら、同一画面上で店舗内に設置した「Safie」の録画映像を巻き戻して見ることができるため、顧客がどういった行動をとっていたのか、何に困っていたのかを確認しながら接客をすることができる。
なお、複合カフェを経営する株式会社ランシステムとの共同実証では、入店受付に「RURA」を活用し、「Safie」の映像を店舗スタッフが遠隔から確認することで、全国30店舗の受付業務を、従業員3名で対応することに成功したのだという。
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