TOPPAN株式会社は、AI評価と人の知による行動分析などのノウハウを活用して、パッケージ裏面デザインの最適な情報配置とデザインレイアウトを提案する、ユニバーサルデザイン診断・最適化サービス「Re:meaning(リ:ミーニング)」の提供を、2024年10月より開始する。
「Re:meaning」は、TOPPANグループが開発した、人の脳活動や視線の動きなどの生体情報を1万件近く学習した「ニューロデザインAI評価」から予測された、5つの評価指標スコアによるデザインへの生体反応予測と、TOPPANのパッケージクリエイティブ・UDコンサルティングノウハウによる、パッケージ裏面デザインに特化した情報伝達評価分析サービスだ。
具体的には、「ニューロデザインAI評価」において、クリエイティブ閲覧時の「記憶」「興味」「注目」「好ましさ」「読みやすさ」の5つの評価指標スコアをそれぞれ算出し、指標スコアをパッケージデザイン向けに分析・整理し、提供する。
また、TOPPANのパッケージクリエイティブ・UDコンサルティングノウハウに基づいた人の知による定性的な視点で、パッケージの使用行動から課題を抽出・分析し、体系化されたレポートで報告する。
なお分析・評価レポートは、報告だけでなく、デザイン案の作成から効果検証といった具体的な解決策の提示まで可能とのことだ。
価格は分析レポート1商品税抜25万円からで、デザイン案作成や効果検証などは別途料金となっている。
今後は、国内の医薬品メーカや食品メーカなどに拡販していくとしている。
なお、同サービスは2024年10月23日から25日に東京ビッグサイトで開催される「TOKYO PACK 2024-2024東京国際包装展-」のTOPPANブースにて紹介される予定だ。
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