チュチュアンナ、ウイングアーク1stのデータ分析基盤を直営約250店舗に導入し、2秒で売上・在庫のデータ取得が可能に

株式会社チュチュアンナは、データ活用基盤の構築にあたり、ウイングアーク1st株式会社のデータ分析基盤「Dr.Sum」とBIダッシュボード「MotionBoard」を導入したと発表した。

チュチュアンナは、女性用靴下やインナーウェアの企画、卸売・小売事業を展開しており、国内外に約450の直営店舗・フランチャイズ店舗を構えるほか、ECサイト販売も展開している。

チュチュアンナでは、2023年8月の新基幹システム稼働と同じタイミングで、 「Dr.Sum」のデータをExcelやWebブラウザで扱うことができる「Dr.Sum Datalizer」(以下、Datalizer)を活用したデータ分析基盤を構築し、現在直営約250店舗で導入している。

「Dr.Sum」には、各店舗のPOSデータなどの売上データや、過去3年分の売上データ約1億5千万レコード、約30万SKU分の在庫データが統合され、商品・アイテム別、エリア別の週間の売上実績を前年比、前週比のかたちで見える化している。

これにより、従来は定型分析データの取得に2分を要していたものが、2~3秒へと短縮され、データ取得のスピードは最大60倍に高速化したのだという。

商品部では、「Datalizer」を使い、アイテムを素材や靴下丈の長さといった要素でドリルダウンし、それぞれの売れ行きのトレンドを分析、データに基づいた仕入、在庫の調整や管理を実現することで、各所在庫を適正に保つことが出来るようになった。

また、店舗前に設置したカメラから通行量と入店数から入店率を割り出し、それをPOSデータと突合してマーケティング施策の良否を判断するなど、データ活用の取り組みを推進している。

そして、2024年9月には「MotionBoard」を導入し、各店舗の店長は自店舗の状況をダッシュボード上から一目で確認できるようになった。

システム構成図

今後チュチュアンナは、データ分析・活用を一層高度化させ、需要予測や在庫管理の精緻化や顧客理解の深化に役立ていく計画だ。

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