ソフトバンク株式会社は、同社が提供するAI需要予測サービス「サキミル」において、飲食・小売業向けに「AI自動発注サービス」の提供を2026年3月30日より開始したと発表した。
「サキミル」は、店舗データ・商圏の人流データ・気象データを活用し、来店客数や売上、発注推奨値をAIで予測するサービスだ。
「サキミル」では、2022年より過去の来店客数や売上データと日本気象協会が保有する気象データを掛け合わせた需要予測サービスを提供してきた。
今回新たに提供されるAI自動発注サービスは、この高精度な予測データに過去の発注実績などのデータを統合することで、経験に頼っていた発注業務をデータ主導へと移行させ、在庫の最適化を実現するものだ。
具体的には、売上の変動予測に気象データや商品の価格などを加味し、最適な発注推奨値を自動で算出する。
同サービスは、現場での運用負担を抑えるための設計が特徴で、日々の棚卸入力を活用することで複雑な管理操作を不要としているほか、発注担当者はシステムが提示した発注推奨値を確認し、必要に応じて微調整を加えることで業務を完了させることができる。
さらに、既存の発注システムとの連携が可能であり、推奨値の確認から実際の発注手配までをシームレスに実行できる仕組みを備えている。これにより、日々の発注業務に組み込みやすく、現場へのスムーズな定着が図れる構成となっている。
ソフトバンクは今後、実用的なソリューションの提供を通じて飲食・小売業における店舗運営の最適化を支援し、業界全体の生産性向上に貢献していく方針だ。

