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TechMagicとフジマック、共同開発したマーカレス食器仕分けロボット「finibo」の本格稼働を開始

TechMagic株式会社と株式会社フジマックは共同で、食器仕分けロボット「finibo(フィニーボ)」を開発し、国内大手企業の社員食堂における食器洗浄エリアにて本格稼働を開始したことを発表した。

「finibo」は、決められた通りに動くティーチングが不要で、マーカレスに対応しており、ロボットの各モータに直接指示を行うことで、ランダムな姿勢に対応している。

また、同時に複数の食器に対応でき、ピックアップした皿を設定の枚数になるまでベルトコンベア上に積み上げる、またはコンテナに収納することが可能だ。

皿の分類は丸・四角形食器、白色・黒色食器にも対応しており、1時間あたり450枚の食器を仕分けることができる。

TechMagicとフジマック、共同開発したマーカレス食器仕分けロボット「finibo」の本格稼働を開始
左:カメラからの入力画像。 右:入力画像に対し、機械学習の技術を用いて食器を認識している。認識した食器ごとに色分けし、皿の名前と確信度を表示。色が濃くなっている部分が皿の糸底を表し、吸着するポイントを計算している。

吸着部は工事レスで着脱することができ、皿の糸底に水が溜まった状態でも吸着が可能だ。

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