アルファクス・フード・システムは4月7日、同社の配膳AI(人工知能)ロボット「サービスショットα8号(アルファエイト)」を、ゼンショクが焼肉店「焼肉でん」「焼肉牛伝」「魚輝水産」に導入を開始したと発表した。
「α8号」は、複数台運用を想定し設計されたロボット。優先機、料理をのせた「配膳」が優先か、使用後の食器類を回収する「下げ膳」が優先かといった優先方向、優先ではないロボットの待機地点の設定が簡単に行えるため、スムーズに配膳・下げ膳ができる。
最大4段で設置された配膳トレイで8台の同時運用が可能で、環境を独自に把握し、ルートの選択やスピードの可変設定が行える。コミュニケーションモードを搭載し、「販促」や「告知」機能を強化した。
同社によると、「焼肉でん」堺店では、60cm程度の通路幅を通過できる配膳ロボットの機能が発揮できているという。ゼンショクでは昨今の人員不足の補填と、働き方改革の推進で導入を決めた。
アルファクス・フード・システムでは、配膳AIロボット「サービスショット」は、あらゆる飲食業態に対応するとしており、今後もロボットの販路拡大に取り組んでいくとしている。
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