株式会社安川電機は、周りの環境に適応しながら判断する自律性を持ったロボット「MOTOMAN NEXTシリーズ」の販売を開始した。なお、ラインナップは可搬質量4kg、7kg、10kg、20kg、35kgの5機種だ。(トップ画)
「MOTOMAN NEXT」のコントローラは、周囲状況の認識・判断処理、およびセンサから得られた周囲の位置情報を基に、動作計画を立てて実行するために、ロボット本体の制御機能に加えて「自律制御ユニット」を搭載するアーキテクチャを採用している。
そして、作業の状況を自分自身でチェックし、その状況に合った方法で作業を完結させることにより、自律性を実現している。
「MOTOMAN NEXT」のマニピュレータは、コントローラからの指令に対する追従性を高めるため、自社開発した最適モータを採用している。
これにより、基本性能が向上し、コントローラが指令した位置と実際の位置の差を最小化することで、デジタルツインを実現する。
また、「MOTOMAN NEXT」コントローラは、顧客やパートナーがロボットアプリケーションを構築できるよう、開発環境がオープン化されている。
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