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パーソルクロステクノロジーとバイトム、3Dスキャナ搭載自動走行ロボットで公園警備する実証実験を実施

パーソルクロステクノロジーとバイトム、3Dスキャナ搭載自動走行ロボットで公園警備する実証実験を実施

パーソルクロステクノロジー株式会社は、2024年2月27日~3月2日に開催された「あいちロボットトランスフォーメーション」(以下:ARX)にて、3Dスキャナ搭載自動走行ロボットによる公園内の巡回警備に関する実証実験を実施し、実証結果を発表した。

愛知県が推進するサービスロボット社会実装事業「ARX)」では、商業施設や病院などの課題解決を図るため、ロボット導入を目指すユーザと専門家のマッチングや、新たなサービスモデルの創出に取り組んでいる。

この中で、名古屋の「Hisaya-odori Park」の指定管理者である三井不動産が、公園のデジタル化の可能性に関する検証や、街づくりのモデル創出へ向け、さまざまな課題解決ロボットを募集。ここにパーソルクロステクノロジーが提案したロボットが採択され、3Dスキャナの開発企業であるバイトムと共に実証実験に参加した。

実証実験の目的は、「広い公園における巡回警備のサポートをロボットが補い、駐輪禁止区域の自転車を減らす」こと。具体的には、自動走行ロボットによる24時間巡回警備による犯罪抑止と、3Dスキャナを活用した放置自転車の発見による巡回警備のサポート、そして駐輪禁止区域の自転車を減らすことを目指した。

活用されたロボットは、パーソルクロステクノロジーがカスタマイズした搬送ロボットに、バイトムの3Dスキャナ「OWL(アウル)」を搭載したものだ。

このスキャナは、リアルタイム3次元マッピングを行い、40mの距離が測定でき、物体検知を可能する。得たデータはネットワークを介して、PCやタブレットなどのデバイスで確認することができ、放置自転車を検出することが可能だ。

3Dレーザスキャナ「OWL」

実証実験の結果、リアルタイムで届く点群データにより、離れた場所からでもPCなどで放置自転車の特定が可能であることが確認された。

事前に設定したルートをロボットが自動走行することで、警備員が公園内を歩き回る必要がなく、人材不足のサポートが可能であることを実証した形だ。

バイトムの3Dマッピング用のスキャナ「MK3」で事前に取得しておいた公園全体の点群データと、3Dスキャナ「OWL」で検知したデータを合わせることで、放置自転車(赤い四角)、人(緑の四角)の位置を把握可能。青いものが自動走行ロボット。(画像提供:バイトム)

なお、3月13日~15日にフランスで開催されていた「SMART MANUFACTURING SUMMIT BY GLOBAL INDUSTRIE(SMS)」にて、実証実験に参加したロボットを展示し、デモンストレーションを実施したとのことだ。

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