パナソニック ホールディングス株式会社(以下、パナソニックHD)は、2024年11月7日から12月8日の期間、環境省所管の新宿御苑で行われる無人販売に、遠隔操作型ロボットを用いた移動型無人販売サービス「PIMTO(ピムト)」を提供する。
この実証実験では、パナソニックHDの無人販売ロボットを活用し、顧客価値、原価試算、運用の実現性などを検証し、サービス提供価格を定め、今後の本格的なサービス開始を目指す。
ロボットは移動可能で、季節や天候、イベントなど需要の変化に合わせて販売場所を変えることも可能だ。
遠隔操作については、常時移動する必要がない運用であることから、自律走行やそのための事前準備等が不要と判断した結果、ロボットの本体やサービス運用のコスト優位性を考慮し、遠隔操縦のみで運用するとのことだ。
なお、ロボットは、TISインテックグループが提供する駆動シャーシ部品を採用。これに合わせてシャーシに付随するソフトを使用し、遠隔操縦やロボットの位置情報の確認などができる仕様となっている。
運用面においては、在庫補填や商品入替、移動の依頼などを実施できる運用支援アプリ「PIMTO UI」を開発し、提供する。
また、福祉施設との連携により、ロボットの遠隔操縦を活用した移動業務や、販売商品の梱包作業などを行う。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。