アイリスオーヤマ株式会社は、ソフトウェアとハードウェアの開発・製造を完全内製した法人向けのDX清掃ロボット「JILBY(ジルビー)」を、2026年7月1日より発売すると発表した。
同製品は、AIが蓄積されたデータを基に最適な清掃計画を提案し、現場の清掃業務の効率化と最適化を自律的に支援するフィジカルAIロボットだ。
具体的には、NTT西日本グループが提供する「AIロボティクスプラットフォーム」と連携し、タブレットやスマートフォンを通じてユーザとロボット間のテキスト・音声による双方向コミュニケーションを実現する。
そして、蓄積された清掃データを基にAIが学習し、施設環境に合わせた最適な清掃ルートや頻度、時間帯などをAIエージェントが自動提案する。
ハードウェアは、清掃完了後に自動で充電ステーションへ帰還する機能や着脱式バッテリーを採用することで、長時間の連続稼働を可能にしている。
さらに、日中の商業施設や医療機関でも周囲を気にせず稼働できる静音モードに加え、LiDARセンサや3Dカメラをはじめとする各種センサにより、人や障害物をリアルタイムに検知・回避する高い安全性を備えている。
なお、同製品の開発にあたっては、2023年にグループ化した株式会社シンクロボがソフトウェア開発を手掛け、自社の大連工場でハードウェアを製造する体制を確立しており、アフターサービスを含めた迅速な機能拡張が可能となっている。
今後は、エレベータやフラッパーゲート、自動ドアといった建物の外部システムと連動する機能が順次追加される予定だ。

