株式会社ドリームインキュベータ(以下、DI)は、ハーバード大学のスピンオフベンチャーであるプログラミング教育用ロボットRootを開発するRoot Roboticsに、TLP Investment Partners(※1)、Resolute Ventures(※2)等と共に計250万ドルの共同出資を行ったと発表した。
世界中でプログラミング教育の必要性が叫ばれている中、既存のプログラミング教育用ロボットは、ハードウエアが複雑かつ機能も限定的であるため、子供がプログラミングを学ぶには適切ではないという課題がある。
それに対しRoot Roboticsは機能を絞り込んだシンプルなハードウエアと直感的にプログラムが学べるアプリを提供しており、キーボードが使えない幼稚園児から大学生まで、誰もが楽しく簡単にプログラムを学ぶことができるとして、注目を集めている。
Rootは昨年すでにクラウドファンディングサービスKick Starterにて1800人から$400kを集めることに成功しており、2018年1月の出荷開始を予定している。
※1 TLP Investment Partners:ライフサイエンス領域へのPE、ベンチャー投資等を行うボストンのファミリーオフィス
※2 Resolute Ventures:シード投資に特化したベンチャーファンド。起業家同士の独自コミュニティを持つ
【関連リンク】
・ドリームインキュベータ(DI)
・Root Robotics
・Resolute Ventures
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技術・科学系ライター。修士(応用化学)。石油メーカー勤務を経て、2017年よりライターとして活動。科学雑誌などにも寄稿している。