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NTTコミュニケーションズ、オンデマンドでICTリソースのセキュアな相互接続を行う「Flexible InterConnect」提供開始

NTTコミュニケーションズ、オンデマンドでICTリソースのセキュアな相互接続を行う「Flexible InterConnect」提供開始

企業では、ICTの活用が進む一方、業務で利用するICTリソースの数や種類も増加しており、複雑化した環境の効率的な運用・管理が課題となっている。

例えば、異なる事業者のクラウドサービスを併用するマルチクラウド環境や、クラウドサービスとオンプレミスサーバーを併用するハイブリッドクラウド環境の場合、接続するクラウドサービスごとにネットワーク回線やルーターなどの機器が必要となり、利用するサービスの増加に伴い、導入の手間や管理コストも増大していく。

このような中、NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)では、データによる企業のデジタルトランスフォーメーションに必要なすべての機能をワンストップで提供する「Smart Data Platform」を中核として、データ利活用ビジネスを推進している。今回、複雑化するICT環境を解決するため、「Smart Data Platform」のインターコネクト機能を担う「Flexible InterConnect」の提供を、2019年9月30日から開始する。

同サービスは、顧客が利用しているさまざまなクラウドサービスやデータセンターなどの間を閉域でセキュアに接続する。このため、NTT Comのクラウドサービス「Enterprise Cloud」をはじめ「Amazon Web Services」「Microsoft Azure」「Google Cloud Platform」などのクラウド間でセキュアなデータ流通ができる。

また、これらのクラウドと、NTT Comのデータセンター「Nexcenter」および同サービス対応の顧客のデータセンター内にあるオンプレミスサーバーとの間でもセキュアなデータの流通が可能だ。

さらに、その接続先や利用するネットワーク帯域、セキュリティ設定などを、ポータルサイトからオンデマンドで簡単に設定、一元的に管理することができる。特徴は以下の通り。

同サービスの接続ポイントは、現在の東京に加え、2020年1月に大阪を予定しており、今後全国に増やしていくことでサービスの可用性を強化する。また、同サービスによって接続できるクラウド事業者は、SaaSも含めて拡大し、その他にもソフトウェアコンポーネントの拡充、さまざまなネットワークへの接続対応など、機能の強化に努めるとした。

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