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日立、ビル設備の稼働状況や保全状況を確認できる管理者向けダッシュボード「BUILLINK」を提供開始

日立、ビル設備の稼働状況や保全状況を確認できる管理者向けダッシュボード「BUILLINK」を提供開始

現在、株式会社日立ビルシステムは、エレベーターをはじめとする18万台以上のビル設備について、さまざまな稼働データを遠隔でリアルタイムに収集・監視し、データ分析結果をもとにした予防保全を実現する遠隔監視・保全サービスを提供している。

従来、ビル設備の稼働状況についてビルオーナー・管理者が確認したい場合には、日立ビルシステムに連絡し、株式会社日立製作所(以下、日立)から報告する形となっているが、近年、広域災害時の復旧進捗など、稼働状況を直接把握したいというビルオーナー・管理者のニーズへの対応が課題となっていた。

そこで、日立と日立ビルシステムは、日立のIoTプラットフォーム「Lumada」の新ソリューションとして、エレベーターをはじめとするビル設備の稼働状況や保全状況などをPCやスマートフォン上で確認できるビルオーナー・管理者向けダッシュボード「BUILLINK(ビルリンク)」を11月15日から国内で提供開始する。なお、BUILLINK対象のビル設備は、日立ビルシステムが保全サービスを提供しているエレベーターなどの昇降機である。

BUILLINKを利用することで、ビルオーナー・管理者はPCやスマートフォン上でシステムにアクセスし、所有・管理する昇降機の稼働状況や保全状況などの各種情報をいつでも確認できる。また、エレベーターの運行制御や、かご内の情報表示の変更、保全レポートの表示など、多様なサービスメニューを提供することで、ビル管理業務の効率化に貢献する。BUILLINKのサービス内容は以下の通り。

今後BUILLINKは、継続的に機能拡充を図るとともに順次、昇降機以外のビル設備に対象を拡大し、アジアを中心にグローバル展開する予定である。

※ ※箇所が今回新規に開発したサービスで、その他は顧客向けの専用サイト等で提供しているサービスをBUILLINKから利用できるようにしたものである。

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