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富士通、法人向けエッジコンピューティングデバイスを提供開始

富士通、法人向けエッジコンピューティングデバイスを提供開始

近年、さまざまな企業において、最新OS「Windows 10」を搭載したパソコンの導入が加速している。Windows 10では、システムを最新の状態に保つために毎月1回の品質更新プログラム(約1GB)と、年2回の機能更新プログラム(約3GB)の実行が必要だが、これらのWindows Updateによって起こる社内WSUS(※)サーバーへのアクセス集中によるネットワーク負荷が問題となっている。

富士通株式会社は、富士通クライアントコンピューティング株式会社の法人向けエッジコンピューティングデバイス「FUJITSU Desktop ESPRIMO Edge Computing Edition Z0110/W」を国内で販売開始する。

同製品は、Windows Updateに特化した機能を備え、WSUSサーバーと連携した効率的なシステム更新の運用を可能とするとともに、ネットワークアクセスポイントの実装により無線環境のないオフィスにも容易に導入することができる。詳しい特長は以下の通り。

「Z0110/W」の導入効果とWindows Updateの運用イメージ

同製品を活用することにより、企業のネットワーク負荷を軽減し快適なデータアクセス環境の実現に貢献する。なお、文教向け専用モデルとして「ESPRIMO Edge Computing Edition Z0110/W」と同筐体の「ESPRIMO Edge Computing Edition Z0110/E」を、文教市場向けに4月から販売を開始している。

※ WSUS:Windows Server Update Servicesの略。マイクロソフトが企業などに向けて配布している同社製品の更新プログラム適用を制御するソフトウェア。

プレスリリース提供:富士通

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