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カルモア、臭気の常時監視ができる定点式におい観測システム「LIMOS」発売

カルモア、臭気の常時監視ができる定点式におい観測システム「LIMOS」発売

昭和30年代、高度経済成長の波で急成長した日本の産業は、同時に臭気苦情問題に悩まされた。昭和46年に施行された悪臭防止法では工場やそのほか事業所に対し臭気の排出規制値を設け、その測定方法には人間の嗅覚を用いた嗅覚測定法が採用されている。しかし、人間の嗅覚を用いた測定方法は時間やコストがかかるため、臭気の常時監視は不向きだった。

そこで、携帯式においセンサー事業を創業以来30年に渡り取り組んできた臭気対策専門の会社、株式会社カルモアでは、事業所から排出される臭気の管理・監視を行う定点式におい観測システム「LIMOS」を開発し、4月1日に発売する。敷地境界上や苦情が発生しやすい方角の風下などにLIMOSを設置することで臭気の排出状況をリアルタイムに数値化し、複数台設置することで事業所全体の臭気を監視することができる。

特長は以下の通り。

なお、通常、LIMOSの測定値はカルモアオリジナルの測定値であり悪臭防止法に準じた嗅覚測定法で得られる値とは異なる。

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