株式会社村田製作所とSWAT Mobility Japan株式会社、北九州市は、人流センサとGPS、独自の分析技術を北九州市営バスに用いた実証実験を、2023年5月1日から開始する。
市営バスでは、全国共通ICカード以外にも、現金や一日乗車券などの利用も多く、乗降実態を正確に把握するためには多くの手間と時間がかかる。
そこで、村田製作所の人流ソリューションとGPSデバイスを用いて、どこのバス停で何人乗降したかを把握する。
さらに、市営バスで導入しているSWATが開発した「乗降データ分析ツール」とデータ連携することで、利用状況分析までをデジタル化する。
また、CO2センサによるCO2濃度の計測により、混雑度などの車内環境を見える化する。
今後は、実証実験の結果をもとに検証を行い、展開するバスの台数を増やすとしている。

