サイトアイコン IoTNEWS AI+

春日井市と中部電力、電力スマートメータの通信網を活用した下水道管の閉塞検知に関する実証実験を開始

春日井市と中部電力、電力スマートメータの通信網を活用した下水道管の閉塞検知に関する実証実験を開始

下水道施設では、飲食店や工場等からの排水に含まれた油脂が下水道管内を詰まらせることで流下能力が低下し、マンホールから汚水が溢水して、周辺環境の汚染や交通障害等を引き起こすことがある。(トップ画: 汚水がマンホールの上部まであふれている状態)

春日井市では、これを未然に防止するための定期的な点検および清掃に加え、まれに溢水が発生した際の緊急の復旧作業に、多大な労力と費用を要している。

そこで春日井市と中部電力株式会社は、下水道管の閉塞に起因する溢水の未然防止に関する実証実験を、2023年12月06日より実施する。

この実証は、マンホール内に設置したフロート式の水位センサにより、溢水の兆候となるマンホール内の水位の上昇を検知し、電力スマートメータ通信網を活用して通知するシステムの構築を目指すものだ。

水位上昇の通知イメージ

電力スマートメータは、中部電力管内に約1千万台が網羅的に設置されており、通信端末と電力スマートメータ間が近距離となるため、この間の無線通信がつながりやすいという特長がある。

このため、鉄蓋で覆われたマンホール内に通信端末を設置しても、通信ケーブル工事を伴うことなく、無線通信で水位上昇の通知が可能だ。

これにより、点検のための現場出向をせずに遠隔かつリアルタイムでマンホール内の水位上昇を把握することができる。

モバイルバージョンを終了