阪急電鉄株式会社は、QRコードを活用した乗車券(以下、QRコード乗車券)のサービスを、2024年6月より開始することを発表した。
このサービスは、スルッとKANSAI協議会が、同協議会に加盟する鉄道・バス事業者が共通で利用することを前提に構築した、QRコード乗車券サービス「スルッとQRtto(スルッとクルット)」が活用されている。
利用者は事前に購入したQRコード乗車券をスマートフォンなどで表示し、新たに改札機に設置する専用リーダにタッチすることで、そのまま改札を通過して乗車することができる。
国内利用に加え、2025年に開催される大阪・関西万博における訪日外国人の利用も見込まれている。
対象駅は、阪急電鉄の全駅である87駅だ。

