TOPPANデジタル株式会社は、自治体向けまちの情報集約・発信サービス「PosRe（ポスレ）」を、2022年5月より販売している。
そして今回、「PosRe」に自治体の防災活動・災害対策の支援に特化した新プランである「防災プラン」を追加し、2024年10月より提供を開始すると発表した。
このプランは、LTEカメラや浸水センサなどのIoT機器による河川及びため池の水位監視や、避難所の情報・ハザードマップ・気象情報などオープンデータの連携・管理が可能な専用ビューア「防災マップ」の利用が可能だ。
防災活動や災害対策に必要な様々な情報を一元管理し、災害前の情報収集、災害時のリアルタイム情報共有、災害後の情報整理を支援する。
また、「災害前」「災害時」「災害後」の各フェーズに対応した各種機能を提供し、それらの情報を防災マップ上に表示する。
さらに、 「防災プラン」の追加に伴い、「PosRe」アプリを開発。これにより、自治体職員は土砂崩れや河川氾濫など被害現場の状況を、現地から写真やテキストで投稿・共有することができる。
なお、提供開始に先立ち、北海道函館市の函館市デジタル変革推進プラットフォームにおける防災DXの取組みとして、冠水監視の実証実験にこの「防災プラン」が採用されているとのことだ。