NECの米国現地法人であるNECコーポレーション・オブ・アメリカとNECは、アリゾナ州交通局(Arizona Department of Transportation、ADOT)に顔認証エンジン「NeoFace」を用いたシステムをクラウドサービスで提供すると発表した。
アリゾナ州交通局は、約770万人分の運転免許証と約1600万の画像を含む本人確認記録を有しており、免許証発行プロセスの改善を求めていた。
今回、NECが提供した顔認証ソリューションは、アリゾナ州交通局の免許証発行プロセスと連携し、免許証の不正発行を防止するものだ。
今回のソリューション導入により、アリゾナ州交通局では、調査が必要な場合、免許証の顔画像を州のデータベースに保存されているIDカードなどと比較照合することが可能になる。
顔認証ソリューションの特長は、次のとおり。
・クラウドサービスのため、システムの運用・メンテナンスはNECが実施
・高い認証精度(注1)を有する顔認証エンジン「NeoFace」を活用
M・icrosoft® Windows®8を利用した、強力な画像補正ツールと革新的なマルチタッチ・ユーザーインターフェースを提供
・シンクライアントを使用し、アリゾナ州交通局の既存のセキュリティ・プロセスと連携
【関連リンク】
・NeoFace
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