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NTTネオメイト、LoRaWANにおける「クラスB」通信の商用提供を開始

NTTネオメイト、LoRaWANにおける「クラスB」通信の商用提供を開始

株式会社エヌ・ティ・ティ ネオメイト(以下、NTTネオメイト)は、LPWAネットワーク「LoRaWAN」の双方向通信を実現する「クラスB」通信の商用提供を開始、そのファーストユーザーとしてアズビル金門株式会社へ提供すると発表した。

今後のIoT市場拡大への期待を背景に、低消費電力で広範囲をカバーできるLoRaWANにおいては、これまでの「クラスA」通信だけでなく「クラスB」通信による様々な活用シーンでの利便性向上が強く望まれている(※)。

※「クラスA」通信:端末からサーバーへの通信、「クラスB」通信:サーバーから端末への通信

例えばLPガス業界においては、「クラスB」通信に対応することでメーターからの通信(上り通信)による遠隔検針だけでなく、地震等の災害発生時や緊急時にガス供給を能動的に停止するといったセンターからメーターへの通信(下り通信)が可能となる。

これにより任意のタイミングによる情報把握が実現するなど迅速で効果的な活用が期待されている。

このような背景の中で、NTTネオメイトでは「クラスB」通信の提供開始に向けた環境構築・検証に取り組み、アズビル金門へのLoRaWAN(「クラスB」通信)提供に至った。

NTTネオメイトは今後、アズビル金門との事業を通して、多くのLPガス事業者へ遠隔検針環境を提供するだけでなく、NTTネオメイトが提供するエリアにおいてLoRaWAN「クラスB」通信を活用したソリューションを水道検針等、他の業界へも幅広く提供していくという。

【関連リンク】
NTTネオメイト(NTT-Neomeit)
アズビル金門(Azbil Kimmon)

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